

こんにちは、ブログ管理人の長谷川です。
HOTサンダルプロジェクトメンバーの滞在期間は、8月27日をもって無事に終了いたしました。
東京に戻ってからバタバタとしており、ブログが更新できない状態でしたが、また徐々に8月下旬の島の様子を振り返っていきたいと思います。
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8月25日、26日には、広島、本島、小手島、手島の各島で、HOTサンダルプロジェクトメンバーによる作品発表会がありました。2〜3週間かけて描いた作品を、メンバー一人一人が想いをこめてプレゼンテーションしていきました。
美大生が表現した島の景色や空気に対して、「いままで違った視点から島を感じることができ、新鮮です」とおっしゃって下さる島の方が多かったです。
エネルギーに満ちた絵と言葉、そして展示空間を通して、島や島民の方に対する、私たちの想いを伝えることできたのではないかと思います。
暑い中、多くの方が発表会に足を運んで下さり、とても嬉しかったです。あのときの会場の一体感は、今でも心に強く残っています。
参加して下さったみなさま、本当にありがとございました。
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一時的に船で本土の丸亀市に戻り、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称MIMOCA)にメンバー全員で行ってきました。美術館の学芸員の方が、猪熊弦一郎の常設展とホンマタカシの企画展の解説をしながら、丁寧に美術館を案内して下さいました。
MIMOCAの建築設計はニューヨーク近代美術館(MOMA)と同じ、日本人建築家・谷口吉生によるもの。吹き抜けや自然光の入り方が計算された、非常に心地よい空間でした。

2日目のワークショップは、学生に向けて行われました。間島秀徳先生のアドバイスのもと、HOTサンダルプロジェクトメンバー全員で2枚の大きな作品を制作します。一枚はカラー、一枚は墨汁のみで、描き方、描くものは自由!

始まり始まり!

大きさはなんと約2m×13m。

筆の動かし方、絵の具の塗り方はひとりひとり違います。

手で。

バケツで。

流木で。

熱中。

徐々に色がのってきました。


そして... 完成! 力強い作品ができました!
画像をクリックすると大きい画像が見られます。
ほとんどの人が初めての共同制作だったので、新鮮で、発見が多かったです。
制作時間約3時間、使用材料は100円均一の絵の具とは思えません。
その他に、島の砂や土も使っています。
島のエネルギーを深く吸っているからこそ、皆で吐き出せた作品なのだと思います。
間島先生、二日間の濃厚な時間を本当にありがとうございました!
今後の制作にこの体験を活かしていきます。
Photos by M.Usa, K.Makiko, H.Kiyo
8月10日、美術家の間島秀徳先生による、島民に向けてのワークショップが行われました。
島民の方々が約30名、広島の制作場所である体育館に集まり、広島、手島、小手島に滞在している美大生と一緒に大きな作品を作りました。

ワークショップに向けて準備中。

初めに全員の自己紹介を。

作品のテーマは「島の記憶」。島民の方々に、思い出の写真などを持って来ていただき、それを元に絵を描いていきます。それぞれの写真にまつわるエピソードを伺うのが、とっても楽しかったです!

中には80年前の写真も!

徐々に制作に取りかかります。

島民の方が描くのをサポートしつつ、私たちも伺ったお話を元に手を加えていきます。
メインは大きなひまわり!

だんだん、作品が出来上がってきました。ここまでほんの1時間。

完成です!!
沢山のあたたかい笑顔にあふれた時間でした。
島の方々との交流が何よりも嬉しかった一日でした。

同じ日に、本島でもワークショップを開催。子供たちも元気よく描いてくれました。

こちらも完成!!
みなさま、本当にお疲れさまでした!
ワークショップは2日目に続きます。
photos by M.Usa